北海道の中央に位置する十勝サホロリゾートスキー場
内陸で雪質は軽く、ローカルにも人気の高いスキー場
実際にたっぷり滑ってきたのでサホロスキー場のコースを口コミ&レビューしていきます。
- 噂の北斜面って?
- リフト券の割引は?
- 朝一におすすめのコースは?
- ランチや休憩所は?
- パウダースノーが楽しめるコースは?
- 初心者でも大丈夫?
などなどサホロスキー場を訪れる前にチェックしておきたい事をまとめてみました。
サホロスキー場で北海道の広大な大自然を思いっきり堪能しましょう!
「十勝サホロリゾートスキー場」
サホロスキー場はゴンドラ1本で山頂近くまで一気に移動できます。
そこからは、美しい山々の雪景色や新得町の街並・サホロ湖などが見渡せます。
遠くまで見渡せる十勝平野ならではの開放感ある景色は最高!
サホロリゾートスキー場の特徴
十勝サホロリゾートは北海道内のリゾートスキー場としては小規模に感じるスキー場。
特徴を簡単に説明すると…
- 晴天率が高い
- 地形が楽しめる
- 風が強い
- 非圧雪コースが多くパウダーが楽しめる
- 人は少ないがゴンドラが混む
- スタッフの方が暖かい
- リフト券がちょっと高め
この辺りを踏まえ、サホロスキー場を紹介していきます!
「サホロスキー場」ゲレンデマップ
- 標高:1030m
- コース数: 17本
- 最長滑走距離:3000m
- ゴンドラ:1基
- リフト:7基
初級者コース・上級者コースがバランスよく配置されています。
中級者コースの中には途中でそこそこの急斜面が登場する場所も有り、初心者の方は注意が必要です。
注目なのはサホロエキスプレス(向かって右側のリフト)運航時のみ滑走できる北斜面と呼ばれるサホロの名物エリア。
非圧雪コースでパウダースノーが堪能できるのですが、2022-23シーズンは土日・祝のみの営業。
雪が付きにくい上、切り株や岩などが取り除かれていないコースで積雪が高くなるハイシーズンのみのしか滑走できません…。
北斜面を最高の状態で滑走できるのは2月の上旬~中旬のみ。
サホロエキスプレスが動いていないと、山頂までのアクセスが断たれます。
せめて曜日は関係なく営業してくれれば、サホロの魅力が多くの方に堪能してもらえると思うのですが…。
いつから?いつまで?営業時間は?
- 営業期間:2022年12月1日~2023年3月31日
- 営業時間:9:00~16:00(ナイター18時まで)
ニセコやルスツなどの日本海側のスキー場と比べると積雪が少ないためか、スキー場の営業は3月末で終了してしまいます。
標高がそれほど高くないので、ゲレンデ状態が良いハイシーズンは2月中旬位までかなぁ…。
「サホロスキー場」リフト券の料金は?
大人 | 子供 | シニア | |
---|---|---|---|
1日券 | 6,600円 | 5,280円 | 5,280円 |
4時間券 | 5,500円 | 4,400円 | 4,400円 |
25時間券 | 24,200円 | 19,360円 | 19,360円 |
アフター券 13:00~ | 4,000円 | 3,200円 | |
限定コース4時間券 | 3,300円 | 2,640円 |
サホロスキー場の1日券の料金は6,600円、北海道のリゾートスキー場としては広さも考えると「ちょっと高いかなぁ」といった印象です。
25時間券や限定コース4時間券など、お得で面白い料金設定のリフト券があります。
限定コースや、詳しい使い方はサホロリゾート公式ページでチェックしてみて下さい。
リフト券の割引は?
規模の割に少々高く感じるサホロースキー場のリフト券…。
割引クーポンのようなものが数種類ありましたのでチェックしておきましょう。
まずは、楽天トラベル「サホロリゾートスキー場」のページで「割引クーポンは順次掲載」と記載されています。
コース情報や天気も合わせてチェック可能なサイト。
記事執筆時点でのリリースは有りませんでしたが、出発前に一度チェックしておきましょう
JAFの優待でサホロのリフト券が割引に!
ロードサービスで有名な「JAF」
いざという時の「車トラブルの困った…」を解決してくれる会員制のサービス
そしてもう一つ有名なのが「JAF会員の優待サービス」
リフト券の割引を始め、スキー場の近隣施設やホテル、レストランを会員だけの割引価格で利用できます。
特に車でスキー場へ向かう方には一石二鳥のサービス
サホロリゾートスキー場では、リフト1日券が500円オフの割引サービスが受けられます。
ゴンドラごめんねサービス
サホロスキー場が独自に行うリフト券の割引サービス
1日のうちゴンドラが3時間以上悪天候で停止した場合、その日のリフト券を次回持参すると半額になるというサービス。
詳しくは公式サイトより→ サホロスキー場公式
アプリでの割引があった事も
yukiyamaアプリのログインで500円or200円の割引きクーポンを抽選で配布していたことも有りました。
因みに私は200円、旦那様が500円当たりました!
「yukiyama」滑走するのに楽しいアプリなのでオススメです。
「サホロスキー場」宿泊は2つのホテルで!
サホロスキー場に宿泊するには、ゲレンデに隣接する2つのホテルから選択。
最も安く宿泊するには「サホロリゾートホテル」がおすすめです。
3つのレストランと温泉からなる居心地の良いホテルです。
その上、良心的な価格と暖かいサービス。
少し古いですが、お気に入りのホテルです!
そしてもう一つのホテルがオールインクルーシブで、リッチな時間がおくれる「クラブメッド北海道 サホロ」
海外からの宿泊客も多く施設も充実しています。
サホロリゾートスキー場「コースレビュー」
天気が良く最良の一日!
この日のウエアはブランド休止後、めでたくリスタートを果たしたインハビタント
ユニセックスデザインで、旦那様と兼用で使ってます↓
ニットキャップも同じく「インハビタント」
同じモデルは完売してたけど…可愛いデザインがたくさんありますよ!
ボードはグラトリもカービングも行けちゃう「サロモン ランブルフィッシュ」
ブーツはかかと浮きしないサロモンのブーツ↓
ゴーグルは、曇らない⁉ゴーグル「ダイス バンク」
使い心地をレビューしました↓
グローブはとっても暖かいバートンのオーブンミット
ゴンドラで山頂へ!
山頂からは帯広市街と十勝平野を見下ろす絶景!
かなり遠くまで見えるので、開放感があります。
視点を少し変えると、美しい山々が。
見とれる程の絶景です。
ゴンドラ降りてすぐの場所に「佐幌岳神社」がありました↓
これから数日間にわたるサホロスキー場でのスノーボードが怪我無く終えられるようにお参りをして…。
滑走スタート!
ゴンドラから初心者は「サウスストリート」へ
見晴らしの良いこのコース。
終始綺麗に圧雪された斜面での滑走、かなり気持ちいいです。
コース幅は少し狭いですが、練習するにも丁度良いバーン。
景色を眺めたり、グラトリやカービングの練習をしながら滑走。
リバースターン頑張ってます。
中級者に最高のコース「セントラルアベニュー」
ゴンドラから繋がるコース、最初は見晴らしの良い一本道から始まります。
スタート直後は少し急な斜面が登場し、初心者には少しきついかも…。
しかし、この傾斜も途中でかなり緩くなるので、スノーボーダーの方は後半は少し加速しておきましょう!
コース中腹を過ぎ、分岐を右に曲がると↓
この日は旦那様のウエア「マウンテンロックスター」で滑走!
ゴンドラを下車して最短距離で麓まで滑走する中級者コース「セントラルアベニュー」
程良い斜度のコースが長く続きます。
ビシッと締まった圧雪斜面での長距離滑走が心地よいコース。
コース幅はそれほど広くありませんが、朝一の滑走が最高でした!
コース途中に多少急な傾斜部分もありましたが、中級者位なら問題なく楽しめると思います。
上級者コース「セカンドセントラルウェイ」
上記で紹介したコース、セントラルアベニューから分岐する上級者コースの「セカンドセントラルウェイ」
短いですが、少しの間急斜面が登場します。
この日は昼過ぎの滑走で少し荒れていましたが、コース脇のパウダーが楽しめました♪
「ノースストリート」中級者から初級者におすすめコース
第7リフト脇を滑走する「ノースストリー」
リフトを降りて左側は綺麗に圧雪された斜面、右側はオフピステが楽しめます。
コース初めは初級~中級の程良い傾斜で、終盤は暖斜面が続くコース。
このコース、終始リフト横を滑走します。
スキーもスノーボードも上級者はリフトからの視線がくぎ付けに!
転んで笑われないように…
カービング&グラトリ頑張って練習しました。
色々トライするのに程良い傾斜で結構このコース滑ったなぁ~
ノースロードからサホロ唯一のパークへ!
サホロスキー場で唯一あるパークが第7リフトから繋がる初心者コース「ノースロード」
上記のコース「セカンドセントラルウェイ」からもアクセスできます。
かなり小規模で、レールやボックス・大きなキッカーなどは有りませんでしたが、それなりに楽しめました。
上級者はここ!ノースウェイ
上級者におすすめのコース。
オフピステと圧雪斜面が上記画像ポールの位置で分かれていて、かなり楽しいコース。
カービングで圧雪を滑走!
そのままオフピステエリアへダイブ‼
最高~
かなりの急斜面、初心者の方は注意して下さい。
風が強い日には、ゴンドラと共に一番最初に停止するリフトからのコース。
前日に積雪があった日は迷わずここへ!
パウダー!オフピステならここ!「北斜面」
サホロスキー場に新しく登場した「北斜面」と呼ばれるサホロエキスプレスから繋がるコース。
この斜面が滑りたいのですが…。
まだ滑ったことが有りません
このコース、ハイシーズンの土日祝しか営業していない…。
整地が完璧ではなく、切株や岩が取り除かれていないようで、積雪が高くならないと滑走できないそうです。
しかも、22-23シーズンは週末のみの限定営業。
日曜日に伺ったのですが、強風でリフトが動かず残念な思いをしました。
このコースが常時空いていれば、サホロスキー場の魅力はさらに上がると思うのですが残念です。
せめてハイシーズンは平日も開けて下さい!!! ← 切なる願いです。
サホロスキー場のナイターは?
ナイター営業が開催されてるのは、土日祝のみ。
リフト1本の営業で19時までの営業です。
傾斜が緩いコースで初心者の方も楽しめます。
ナイターはコースがちょっと短いかなぁ…。
せっかくの雪質、もう少し上まで滑れたらなぁ…。
休憩所やレストランは?
サホロリゾートスキー場でランチが出来るレストランは2か所
ゴンドラステーション脇の「レストラン・フォーマルハウト」とサホロリゾートホテル内の「花森熊カフェ&レストラン」
花森熊カフェ&レストランはオシャレで素敵なのですが、ゲレンデ最下部にあり、ホテル内を含め少し歩かなければなりません…宿泊客以外は少し面倒かもです。
実質ゲレンデを利用している方の大多数が「レストラン・フォーマルハウト」を利用しているようです。
ランチの価格も割とリーズナブルで広くて使いやすいレストランです。
「サホロスキー場」朝一のおすすめコースは?
サホロスキー場での朝一のおすすめのコースは…
まずはゴンドラで山頂へ向かいましょう!
初心者の方は「サウス・ストリート」で朝日を浴びた十勝平野を眺めながらの滑走!
中級者以上の方は、セントラルアベニューの綺麗に圧雪されたバーンをカービングで滑走するのがおすすめ。
滑りごたえがあり最高です。
前日に積雪があった日には…
上級者コース「ノース・ウェイ」の非圧雪ゾーンが急斜面&パウダーで最高でした!
サホロスキー場へ行ける!お得なツアー
サホロスキー場へ北海道外から訪れるなら各旅行会社が設定したスキーツアーが断然お得!
私達夫婦が良く利用するツアー会社をご紹介。
予約のタイミングによってツアー代金が変動します。
今予約しているツアーより安いかも⁉
要チェックです。
JAL北海道スキー&スノーボードツアー
安心の大手旅行会社の割に安いツアー料金が魅力の「JAL北海道スキー&スノーボードツアー」
人気の日程は、パッケージツアーリリース後に直ぐに予約が殺到し、完売するので注意が必要です。
このスキーツアーの魅力は「JALリゾートクーポン」
この割引率がスゴイ!
一例をあげると…
例)リフト1日券 6,600円 → 4,050円
ホテルでの食事 7,700円 → 5,400円
kラウンジでの休憩 2,000円 → 450円
かなりお得に旅行代金が節約できます。
私達は今回このツアーで予約しました。
決め手はツアー料金の安さもありますが…
JALリゾートクーポンの割引率の高さ!
みなさんもチェックしてみて下さい↓
ANAのスキーツアー
大手航空会社ANAが手掛ける「ANA北海道スキー&スノーボードツアー」
リフト券の割引や、レストランがお得に利用できる「ANAウィンタークーポン」がツアー参加者限定でオプション購入できます。
例)リフト1日券 6,600円 → 5,500円
ホテルでの食事 7,700円 → 7,000円
自由度も高く価格も比較的安く抑えられます。
ANAで行く!北海道 SKI&SNOWBOARD特集 2020>>2021
J-TRIPのタイムセールが激安
北海道スキーツアーに力を入れているツアー会社 J-TRIP。
利用空港やオプションの選択肢が広く、安くて信頼度の高いツアー会社。
メール会員登録しておくと、割引クーポンやブラックフライデーセールなど、お得な情報が配信されます。
ニーズツアーでサホロへGO!
ニーズツアーは有名なツアー会社では有りませんが…
私達もよく使うリーズナブルなツアー会社
食事プランのアレンジが細かく出来て、リフト券付きプランなどが安いのが特徴。
現在予約完了している人も、乗り換えた方が安くなるかもしれません…
要チェックです!
サホロスキー場を口コミ まとめ
北海道の中ではニセコやルスツと比べると積雪も低くマイナーな「十勝サホロリゾートスキー場」
設備やレストランなどの施設も最新鋭とは程遠く、古めかしさを感じます。
しかし、このスキー場はスタッフの方々が暖かい。
リフトに乗る時など、ご年配のスタッフの方々が暖かい言葉をかけて下さいます。
とても心地よく、サホロが好きになりました。
スキー場のコースの魅力は?というと…
- 非圧雪でパウダーが楽しめるコースが多い事
- 壁や林間など地形が楽しめる事
天気や積雪状況によりスキー場はがらりと印象を変えます。
これが面白い!
逆に、サホロスキー場の残念な点は…
- 北斜面がほぼ空いてない
- 風が強い日は…
前述しましたが、やはり最も残念な点は誰もが滑りたいであろう「北斜面」がほぼクローズしているという事。
これが解決すれば、毎シーズン伺いたいゲレンデになるのですが…。
もう一つは、サホロスキー場は風が強くゴンドラが止まりやすいという事。
ゴンドラが稼働しない風が強い日は、コースがかなり限定的になってしまいます。
しかし、それを補うべく強風が収まると、直ぐに短い時間でも細目にゴンドラを稼働させてくれる神対応のスキー場でもあります。
リゾートスキー場でありながら、自然観のある「サホロスキー場」また伺いたいと思います!