スキーやスノーボードの必需品「グローブ」
たくさんのメーカーから販売されていてどれを買ったらいいか迷うと思います。
今回はスキー場でスノーボードやスキーの撮影をする人や、リフトの上でスマホを使う人に特におすすめしたいグローブを紹介。
HAND OUT GLOVES
私が購入したハンドアウトグローブはレザー製のミトンタイプ。
極寒の地 北海道で実際に滑走してきたので口コミ&レビュー!
- ハンドアウトグローブのサイズの選び方は?
- ファスナーの使い勝手は?
- 暖かさは?
- おすすめの種類は?
ハンドアウトグローブは日本ではまだまだメジャーなブランドでは有りませんが、結論から言うとお値段以上の最高のグローブでした。
ハンドアウトグローブ(HAND OUT GLOVES)ってどんなブランド?
ハンドアウトグローブは2013年にアメリカで誕生した新しいグローブに特化した専門ブランド。
追及されたのはスキーやスノーボードの際の利便性。
ゲレンデで当然必要となってくる耐水性や耐温性・通気性は当然のごとく兼ね備えた上で手が出せ、指先が自由に使えるグローブを開発。
リゾートシーンから過酷なバックカントリーまで視野に入れてハンドアウトグローブは作られています。
ハンドアウトグローブのテクノロジー
ハンドアウトグローブのテクノロジーは特許を取得しています。
おもだった5つのテクノロジー
- ファスナー開閉式で手が出る
- 開きやすいいジッパー
- リストストラップで作業が快適
- カイロポケット
- 断熱や通気性に拘った素材
- リフト券ポケット(モデルによる)
それでは実際にハンドアウトグローブのテクノロジーを試すべくスキー場で使用して口コミ&レビュー!
スキー&スノボに「Mi low Mitten」口コミ&レビュー
「HAND OUT GLOVES BALDFACE MI-LOW MITTEN」購入時グローブに様々なタグが付属していました。
- ベストギア第1位
- PRIMALOFT
- HIPORA
スノーボード専門雑誌「FREE RUN」でベストギア第1位に選出。
PRIMALOFT(プリマロフト)とは、アメリカ陸軍のために開発された特許取得済みの合成マイクロファイバー断熱素材のブランド。
HIPORAとは、特殊膜で雪、雨、蒸気に対して優れた防水および耐水性を発揮、かつ人体より発する水蒸気のみ発散させることができる素材。
私が買ったのは「ハンドアウトグローブ BALDFACE MI-LOW MITTEN」↓
上質で柔らかなレザー!
今回購入したのはカナダにあるガイド&ロッジBALDFACEとのコラボモデル
超一流のガイドが選んだグローブがハンドアウトグローブの「BALDFACE MI-LOW MITTEN」
良質なレザーを使用しワンランク上の質感でこのラインのみ生産工場も違います。
触った感じの質感はしっとり滑らか。
柔らかいレザーが使用されているので指が動かしやすく、ビンディンの装着時にもストレスフリー。
スキー場で使いやすいファスナー
手の甲の絶妙な位置に耐候性のあるYKKのウォータープルーフ・ジッパーが配置。
ジッパーを開くとグローブから手の出し入れが容易に可能。
滑走時にカービングなどで手をついても、ジッパーの隙間から雪が入って来るなんて事も一切ありませんでした。
チャックが開閉しやすい様に指をかける大きなストラップが付属していましたが、ジッパーの性能が高いおかげかこのストラップを外してもチャックの開閉がスムーズに行えました。
現在私はこのストラップを画像左側のように外して使っています
親指は異素材でゴーグル拭きに
ゴーグルワイパー部分もレザー仕様。
きめが細かいソフトレザーの親指部分の素材はマイクロスエード。
ゴーグルについた雪を払ってもレンズに傷がつく心配がありません。
耐久性や防水性にも優れているのでスノーボード用グローブにとって最適の素材と言えます。
手の平は2枚重ねで補強
最もダメージを受けやすい手のひら部分はレザー2枚重ねで補強。
デザイン的にも機能的にも細やかな気遣い。
このディティールに造りての想いを感じます。
リストストラップで手を出しても邪魔にならない
リストストラップでグローブ先端をを固定する事により手を出しても邪魔になりません。
多用する程では有りませんでしたが、ビンディングの調節や動画撮影の時など重宝しました。
休憩の時の給水や軽食の時にも便利です。
サイズの選び方と実際のサイズ感
ハンドアウトグローブは販売店が少なく、試着するのがちょっと困難。
ほとんどの方がネット通販で購入する事になると思います。
私が感じたハンドアウトグローブのサイズ感は…
「ワンサイズ大きめがいいかも⁉」
メーカーが公式で発表しているサイズの目安は、上記の画像の通り手首から中指までの長さで選びます。
私の手首から中指までの長さ:19㎝
本来ならば、Lサイズなのですが、XLサイズを購入しました。
理由は手の厚み。
手の平に厚みのある私は、Lサイズのグローブでは長さは丁度良いものの、少し厚みに窮屈さを感じました。
因みにバートンのグローブでは、Lサイズを使用しています。
それでは実際にXLサイズとLサイズの2種類を比較してみましょう
Lサイズは私のグローブ!
バートンではMサイズを使っていましたが…
ハンドアウトグローブでは、Lサイズがピッタリでした。
ネットで購入する際、サイズ感の目安にして下さい。
Lサイズ | XLサイズ | |
---|---|---|
縦 | 27.5㎝ | 29㎝ |
横幅(親指付け根から) | 11㎝ | 12㎝ |
↑購入した2つのグローブの実寸です
ここまでハンドアウトグローブの特徴を口コミ&レビューしてきましたが、次の項では使って感じたメリット・デメリットを記していきます。
ハンドアウトグローブのデメリット
- 暖かさ(保温性)は普通
- インナーグローブが付いてない
ハンドアウトグローブを実際にゲレンデで使用して感じたデメリットは正直一つもないと言って良いと感じています。
あえて言うなら「暖かさ」
決して保温性に問題がある訳ではないのですが、以前まで使用していたバートンの [ak]オーブンミットが驚きの暖かさで…。
これと比較すると、保温性は普通と感じました。
とにかく暖かいグローブがお好みならコレ↓おすすめです。
もう1つ残念な点は…
ハンドアウトグローブにインナーグローブは付属していません。
保温の面はもちろんですが、汗によるグローブへのダメージ軽減のためにもインナーグローブは欠かせないと考えています。
私が使ってるのは通気性・速乾性があり、スマホも装着したままいじれるフィット感の良いBurton タッチスクリーン グローブライナー
長年愛用していますがコスパの良いインナーグローブです↓
それでは次にハンドアウトグローブを買って良かったと思った点メリットを記します。
ハンドアウトグローブのメリット
- 手・指がすぐ出せる
- デザインが格好いい
- グローブ落下の危険性がなくなる
スキー場で実際に使用して最も大きく感じたハンドアウトグローブのメリット買って良かった点は、当然ですが指が直ぐにファスナーの開閉で出せて、手がストレスフリーで使えるという事。
ハンドアウトグローブこんな時に便利
- ビンディング調節
- 滑走動画撮影
- ワイヤーロック
- スマホ
- 食事・給水
- 喫煙
- グローブ内換気
- ゴーグル拭き
実際に数日間使用して感じた便利な点は、リフトの上でスマホをいじる時や、ゲレンデ滑走の動画撮影の時など特に重宝しました。
動画撮影時が快適&時短になるグローブ!
動画撮影の準備って結構面倒くさいですよね…
- ポケットからカメラを出す
- 自撮り棒とカメラのセッティング
- 録画ボタンを押す
当たり前ですが、これだけの細かい作業、グローブを外さなければ行えません。
しかし、ファスナーから手を出すだけのハンドアウトグローブなら簡単!
すぐに操作できるので、寒いゲレンデで手が冷えきる前に時短で作業が終わります!
話はそれますが…
スキー場で動画撮影した事ない人、是非試してみて下さい!
スキー場の景色は美しくいい思い出になるのはもちろん、自分の滑走を見ると格段に上達が早くなります。
私がゲレンデでの動画撮影に使ってるカメラがこの2種類↓
旅の記録にGoProや360度カメラ使ってますか?
私達夫婦は両方使ってます!
ブログを書くためもあるのですが…
旅の思い出の記録を後で編集したり…
SNSにあげたり…楽しすぎるんです!
でも正直…
GoProや360度カメラかなり高い
セットで買うと5万円を優に超えてきます…
使用頻度が低いならレンタルがおすすめ!
撮影技術が低くても、スノーボードの滑走を撮影するとかなり迫力のある撮影ができます!
360度カメラ Insta360なら、友達も自分も景色も持ってるだけで全部とれちゃいます。
因みに、GoPro借りるなら、手振れ補正が強くて使いやすくて安い GoPro HERO7 がおすすめです(私も使ってます)
写真も動画もカメラに掛け声「ビデオスタート!etc」をかけるだけで、撮影してくれます!
気になるのは料金…
タイミングによっては、クーポンを利用して1日800円以下でカメラがレンタル可能。
友達と割り勘すればコーヒー飲むより安いんじゃない⁉
GoProやデジカメを簡単レンタル!Tavishot【タビショット】
話をそろそろハンドアウトグローブに戻します…
グローブから手が出せるメリットは、休憩の時に使うワイヤーロックやビンディングの調節・喫煙者の方はタバコなど…用途はあげたらキリが有りません。
次にあげるハンドアウトグローブのメリットは、リフトでのグローブ落下を回避できるという事。
スキー場でリフトに乗ってる時、下に寂しくグローブが落ちてるのよく見かけますよね…。
ハンドアウトグローブなら、そもそも手から外さなくても指が使えるのでグローブを外すことも無く落下する心配も有りません。
そして何より私がハンドアウトグローブを選んだ大きな理由が高いデザイン性。
実は、手が出せるグローブ「ハンドアウトグローブ」以外にも安く発売されています。
このタイプのグローブ、利便性は以前から気になっていたのですが、デザイン性に満足できるものが無く、断念していました。
これも↓3千円台で激安だし、けっこう迷ったのですが…。
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私はレザー製のグローブの使用感が好みに合い、手入れし長く愛用したいと考えています。
探していきついたのが「ハンドアウトグローブ」
上記でレビューしたタンカラーのこのグローブ「ひと目見て格好いい!」
お手入れはミンクオイルで!
前述したとおりこのグローブは上質なレザー製。
お手入れが必要です。
クリームなどを入れずに連続使用すると画像上段のようにオイルが抜け、かさついた状態になり傷んでしまいます。
しかし、ミンクオイル を塗り込めば復活!
使用すればするほどにレザーの風合いが増し、育っていくのがこのグローブの特徴の1つでもあります。
レザーグローブの手入れ方法の記事 でミンクオイルの使い方詳しくレビューしています↓
2つ目!ハンドアウトグローブ買ってみた!
2つ目に購入したのはHAND OUT GLOVES「Mi low Mittenナイロンタイプ」
旦那様が使ってる姿があまりにも便利そうだったので…
私も買ってみました!
選んだのは同じく「Mi low Mitten」ですが、こちらは素材がナイロンタイプ。
管理やお手入れが楽だし、見た目もハードすぎず可愛い!
使い勝手はほぼ同じで違う点は素材とデザイン↓
ナイロン部分も安っぽくない素材感で、暖かさも十分です。
お手入れが楽なうえ、軽いのもいいです!
HAND OUT GLOVES(ハンドアウトグローブ)の種類
ハンドアウトグローブには現在6種類がラインアップされています。
ここまで紹介してきた「Mi low Mitten」以外おすすめのグローブをざっとご紹介。
全種類5本指タイプのグローブとミトンが用意されています。
Lightweight Mitten&Glove
ハンドアウトグローブのラインナップ中最も安価なモデル。
最低限の機能はかな備えているので初めてのハンドアウトや春の使用にもおすすめ。
Sport Mitten&Glove
3色展開で華やかなデザインが施されたSport Mitten&Glove
カイロが入れられる内ポケットやリフト券が入れられるポケットが付いています。
安い価格の割に機能性が高くコスパに優れた逸品。
Pro Mitten&Glove
高級レザーが使用されたモデル。
多機能でハンドアウトグローブのテクノロジーが注ぎこまれた逸品
HAND OUT GLOVES Lux Mitten&Glove
ハンドアウトグローブ最上位モデルのLUX
天然皮革が使用され、デザイン性も高く細部に至るまで多機能なグローブ。
キルティングをアクセントに使い高級感と暖かさに優れるグローブ
スキー&スノボに手が出るハンドアウトグローブがおすすめ動画撮影やスマホに まとめ
HAND OUT GLOVES
ハンドアウトグローブがおすすめな人
- 動画撮影する人
- スマホ良くいじる人
- メイク直しをしたい女子
- 喫煙者
手が出るグローブ「ハンドアウトグローブ」これまでレビューしてきましたが、特におすすめしたいのは上記に当てはまる方。
結論、ハンドアウトグローブの使い勝手は最高!
結局、夫婦で2つ買いました
スノーボードを長く楽しんでいる私達夫婦。
グローブをしている事によってスキー場で指先が使えず不便なことは当然というか不便とも感じない程当たり前の事でした…。
しかし、
ハンドアウトグローブを使った瞬間、その固定観念は吹き飛びました!
「一度使うと、もう手放せない」
そう思わせてくれるグローブ。
私が使ってるのを見て、我が家の奥様も帰ってネットで即買いしてました(笑)
手が出てスキー場での自由度が増す「ハンドアウトグローブ」
貴方も一度使ってみませんか⁉