本州最北端のスキー場
『青森スプリング・スキーリゾート』に行ってきました!
日本海を望む絶景!
積雪が多く、訪れた日はディープパウダー!
天気にも恵まれ、最良の滑走が出来ました。
訪れたのは1月の初旬、ゴンドラの故障もあり全コースの滑走は出来ませんでしたが、主要コースはほぼ網羅する事が出来たと思います。
昔は鯵ヶ沢スキー場として人気を博した青森スプリング・スキー場、コースレビューやリフト券の割引など、1月のゲレンデ状況と共に記していきたいと思います。
青森スプリング・スキーリゾートへのアクセスは?
青森スプリング・スキーリゾートは数度の売却により名所を変えてきました。
- 鯵ヶ沢スキー場
- ナクア白神スキーリゾート
- 青森スプリング・スキーリゾート
鯵ヶ沢スキー場が最もなじみ深いという方も多いのではないでしょうか?
本州最北端のスキー場というだけあり、アクセスが良いスキー場とは言えません
- JR新青森駅から車・タクシー・シャトルバスで約80分
- 青森空港から車・タクシーで約70分
- 大鰐弘前ICから約1時間
実際に私たち夫婦は青森空港から青森スプリングスキー場へ!
車で1時間半ほどで到着しました。
青森スプリング・スキーリゾート オープン予定は?
基本的には12月2週目頃をオープンの予定日にしているようです。
しかし、雪不足になるとオープンが延期になる事も有ります
青森スプリング・スキーリゾートは12/16(土)にオープンを予定しておりましたが、少雪のためオープンを延期致します。
12/20のオープンを予定しておりますが、降雪次第でオープン日が前後する場合もございます。
オープン日のご案内については、ホームページ・Facebook・Xにてご案内致します。— 青森スプリング・スキーリゾート (@aomorispring) December 14, 2023
【オープン見合わせのお知らせ】
2022シーズンの営業開始は12月18日(土)に予定しておりましたが、
積雪不足と今後の天気予報を鑑み、18日のオープンを延期させていただくこととなりました。
オープン日につきましては十分な降雪があり、コンディションが整い次第ご案内させていただきます。— 青森スプリング・スキーリゾート (@aomorispring) December 16, 2021
2023-2024シーズンはスキー場のオープンが4日間延び、12月20日のオープンになりました。
しかし、例年で見てみると1月の初旬には積雪も1メートルを超え、滑走コースもかなり増加。
1月上旬にゲレンデの積雪はかなり上がり、ほぼ全面滑走可能な程に!
しかし、2022年は残念ながらこのタイミングでゴンドラの故障が長引いている状態。
ゴンドラが動いていないと山頂へ行くことは出来ません。少し残念…。
その上、クワッド1とクワッド2の2つのリフトを繋ぐリンクコースがハーフパイプの作成により滑走不可。
これによりゲレンデ内を循環バスで移動しなければなりませんでした…。
少し不便でしたが…
- 豊富な積雪と雪質の良さ
- 鯵ヶ沢の方々の人柄
この2つで十分カバーされていました
青森スプリングスキー場「コースマップ」
↓「コースマップ」クリックで拡大↓
- 標高:921m
- コース数:15本
- 最長滑走距離:3,400m
- ゴンドラ:1基
- リフト:4基
青森スプリングスキー場は十分に満足できる広さのスキー場。
コースバリエーションも幅広く、初級者から上級者まで存分に楽しむことが出来ます。
積雪量が多く、雪質も抜群!
人が少なくゲレンデが荒れないのでパウダースノーが長時間楽しめました!!
アスペン・ペアリフトはイベント開催時のみの運行、アスペンコースはゴンドラから滑走することが出来ます。
営業時間は?
営業時間が少し短めなのが残念なポイント。
2021-2022シーズンは設備故障のためナイター営業が行われていませんでした。
リフト券の料金は?
リフト券の種類 | 大人 | シニア | 子供 |
1日券 | 5,500円 | 4,200円 | 3,100円 |
5時間券 | 4,900円 | 3,900円 | 2,800円 |
午後券 | 3,700円 | 2,700円 | 2,400円 |
リフト券の料金だけを見ると少し高めに感じるかもしれません…。
しかし設備に古めかしさはあるものの、ゲレンデの広さや行き届いた整備を考えると妥当に感じます。
午後券がかなり安く販売されているので狙い目です!
注意して欲しいのがリフト券の販売場所!
間違うとかなり歩く羽目になります
リフト券の販売場所ですが、駐車場横のクワッド1リフト近辺では販売されていません
ゴンドラステーションでの販売になります。
青森スプリング・スキーリゾート「リフト券の割引は?」
青森スプリング・スキー場のリフト券の料金は安いとは言えません…。
割引きクーポンが無いのかチェックしていきましょう。
東北在住の方限定で「東北割引」が行われています
東北割引は身分証明書にて住所の確認が必要となります。
その他には…
楽天トラベルのスキー&スノーボード特集に割引券のコーナーがありました。
しかし、私が確認したタイミングは対象外らしく割引クーポンの発行は有りませんでした
青森スプリング・スキーリゾート「コース・レビュー」
私達が訪れたのは1月の初旬、積雪が100㎝に到達したころ。
スキー場の滑走コースが増え、いよいよシーズン本番といった感じでした。
それでは実際に「青森スプリング・スキーリゾート」を滑った感想を口コミ・レビューしていきます!
残念ながら訪れた際にはゴンドラが休止していました。
山頂部は滑走できませんでしたが、それ以外の主要コースを紹介していきます。
初級者におすすめ「ファミリーコース」
第2クワッドを降りて左側に広がるコース。
横幅も広く傾斜も緩やか。
綺麗に圧雪されているので、初心者の方の練習にも丁度良いバーン
スノーボーダーの方は積雪が高い日はコース終盤で止まりそうになるので少し勢いが必要です。
上級者用リフトへ「ツイスターコネクター」
青森スプリング・スキーリゾート2つの上級コース用リフトへ向かうためのコースといった印象。
単なる移動コースといった感じで幅も狭く 楽しいコースとは言い難いかな…。
傾斜が終始緩いのでスノーボーダーの方はリフト直前で止まらないように勢い良く滑走するのがオススメ!
青森スプリング・スキーリゾート2つの上級コース
青森スプリング・スキーリゾートにあるリフトを挟んで2つの上級者コース
少し離れたところから見ても傾斜の凄さが伺えます
雰囲気のある「ダイアモンド・ペアー・リフト」
これに乗って2つの上級者コースに挑みます!
フードが付いてないタイプのリフトで山頂へ
とにかく寒いです…
暖かい装備で臨みましょう!
↓私のお気に入りの暖かいアンダーウェアー
このリフトから見るとコースの傾斜がかなりきつく見えるのでテンション上がりますよ!
パウダースノーはこのコースで「ダイアモンドコース」
非圧雪で急斜面の「ダイアモンドコース」
立ち姿 様になってる気もするけど…
パウダーあまり得意じゃないからビビってます(汗)
このウエアお気に入りのマウンテンロックスター
型落ちで安く買えてラッキー!
滑走すると↓スゴイ浮遊感!
人が少なかったのでパウダー状態が長く続き、何度もお替りしました!
この日は前日からの積雪20㎝と発表の日
膝パウ以上で底づきもなく最高の滑走が楽しめました
急斜面の 非圧雪ゲレンデは圧巻!
雪が多く積もった日は迷わずここへ行きましょう
パウダースノーの浮遊感をぜひ体験してください!
最高のコースですが、注意点が有ります
ダイヤモンドコースは非圧雪コースです。
整備された圧雪ゲレンデよりも内在するリスクが多い
コースで、雪の中のトラップ(草木などの自然の障害
物)、埋没、窒息のリスクを理解したうえで、深雪急斜
面でのスキー/ボードのコントロールに自身のある方の
み滑走ください。
また、所々ブッシュが出ている箇所があります。
滑走用具やウェアの傷・破損・汚れ等につきましては、
責任は負いかねますので十分注意して滑走してください。
公式からの注意点↑にもある通り、初心者の方は危険で大変な思いをすることがあると思います。
滑走の際は自己責任で注意して滑走しましょう。
上級コース「ツイスターコース」
ダイアモンド・ペアーリフト右側にある圧雪の上級コース「ツイスターコース」
かなりの急斜面に綺麗に圧雪がかけられています。
カービングターンが得意な方はぜひチャレンジしてみてください!
滑りごたえのある急斜面に整備されたコーデュロイバーンはあなたに最高のカービングターンを切らせてくれることでしょう!
斜度がかなり急なので 初心者の方にはあまりオススメできません。
「ハーフパイプ」はワールドカップサイズ!平野歩夢さんも!!
青森スプリングスキーリゾートと言えば「ハーフパイプ」!
というほど有名で大きなハーフパイプが設置されています。
残念ながら、私達が訪れたのは1月初旬…。
ハーフパイプは作成中で見る事が出来ませんでした…。
この大きさは凄いですね!
国内有数の大きさと完成度の高いハーフパイプで、スノーボード ハーフパイプ北京五輪代表選考会が行われたことも有ります。
そしてなんといってもこのハーフパイプ、北京オリンピックハーフパイプ金メダリストの平野歩夢さんもトレーニングされた事がある由緒正しきもの!
麓のロックウッドホテルには平野歩夢さんのギアと一緒に直筆のサインが展示されています。
中級者コースで気持ちよく滑走「パラダイスコース」
クワッド1から滑走できる圧雪された程よい斜度の「パラダイスコース」
中級者コースで滑走距離もそれなりに長くカービングにも適した斜面。
この日は圧雪の上に5㎝以上積雪があり最高に気持ちよかったなぁ
コース半分が非圧雪になっていてパウダー滑走も楽しめます。
パウダー滑走が苦手な方もここで練習すると良いかもです!
1番人気「サンシャインコース」
クワッド1を降りて右側に広がるコース「サンシャインコース」
天気の良い日は日本海を望む絶景が広がる人気のコース。
「パラダイスコース」よりも程よく緩い斜度で、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。
コース脇にはウェーブやポコジャン・レールなどのアイテムもあり、バラエティーに富んだ楽しいコース。
青森スプリングスキー場内で最も人が集まり人気があるのがこのコースの様です。
地形を楽しめる「スカイラインコース」
クワッド1とクワッド2を繋ぐコース「スカイラインコース」
傾斜は全体的にゆるく、地形などを楽しみながら滑れるまったりしたコース
端パウで遊びながらの滑走が楽しい!
ランチは?無料休憩所は?レストランをチェック!
ゲレンデの中で休憩できるのは4か所
- ロックウッド・ホテル&スパ
- ラーメンハウス
- マウンテンカフェ
- 無料休憩所
ラーメンハウスで暖まる
クワッド1の麓にラーメンハウスと無料休憩所が有ります。
無料休憩所には簡易的なイスと自動販売機・ストーブがあり、レトロな雰囲気で一息付けます。
ラーメンハウスンのメニュー↓
ゲレンデでのラーメンは2割増しで美味しいですよね!
冷えた身体が暖まります。
※クワッド1横の無料休憩所では、リフト券が販売されていません。
滑走前にゴンドラステーションを訪れましょう。
ゴンドラステーションにレストラン!
ゴンドラステーションに「マウンテンカフェ」と呼ばれるレストランが有ります。
昔ながらの食堂といった感じのメニューと雰囲気。
リフト券の購入やレンタルもここで行えます。
豚汁うどん食べてきました!
具だくさんでボリューム満点!
満腹になりました。
青森スプリングスキー場「朝一番どこから攻める?」
8:30から動き出すゴンドラに乗り込むのが上策。
上級者は朝一番のコルクスクリューの綺麗な斜面を滑走、初級者の方はパノラマコースやアスペンコースを滑走する。これに尽きると思います。
私たちが訪れた際にゴンドラは故障して動いていなかったのですが…。
ここからがポイント!
私達は9:30スタートのダイアモンドペアリフトに合わせて動きました。
ゴンドラよりも稼働する時間が1時間遅い「ダイアモンドペアリフト」
このリフトの脇に広がる2コースは最高です!
非圧雪のダイアモンドコースではディープパウダーを!
圧雪急斜面のツイスターコースではカービングを!
初心者の方にはオススメできませんが、私たちが最も多く滑走したのがこのコース。
是非ともゲレンデが荒れる前の朝1番にこの2コースを滑走してください!
青森スプリング・スキーリゾートへのお得なツアー
青森スプリングスキー場は広くて1日滑った位では物足りません!
宿泊プランの利用がオススメ!
青森県以外から訪れるならスキーツアーがオススメ!
飛行機や新幹線のチケットと一緒に予約しちゃいましょう
青森スプリング・スキーリゾートへのお得なツアーを取り扱っているのは
夕食・朝食付きの激安パックがおすすめ。
その上、JALリゾートクーポンでリフト券も特別割引価格で購入できます。
青森スプリングスキー場「リフト券の割引やコースは?」まとめ
今回訪れたのは本州最北端のスキー場
『青森スプリング・スキーリゾート』
感想を一言でいうと
必ずまた来たい!
というか「きっとまた来るなぁ~」です。
日頃北海道のゲレンデを多く滑走している私たち夫婦も大満足!
鯵ヶ沢の人々の暖かさにも触れる事が出来たし、
天気にも恵まれ雪質・積雪共に申し分なく2泊3日を思う存分楽しめました。
北海道の雪よりは水分が少し多く、重さも多少感じましたが、最高に気持ちのいい滑走が出来ました!
ゲレンデ内の施設が少し古めかしく感じますが、スタッフの方々の穏かで暖かい対応にのんびり癒されるような気持になりました。
コース数もそれなりに多く、コース整備もしっかり行き届いていて初級者から上級者までともに楽しめるスキー場。
ナイターやゴンドラなど設備が古いせいか故障によるゲレンデ内での制限が多いのは少し残念なポイント。営業時間もナイターが無いと少し短く感じますね
リフト券の料金はそれなりの価格、上手に割引券などを活用しましょう。
晴れた日に日本海の絶景を眺めながらの滑走、青森ならではの豊富な積雪をオフピステでパウダー滑走!
この両方を楽しむ事が出来た今回のスノートリップ、文句なしの最高の思い出になりました!
青森スプリング・スキーリゾートで宿泊したホテル
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青森スプリングのコースチェックが終わったら…
次は持ち物チェック!ゲレンデでの便利グッズまとめました↓
東北エリアのスキー場なら…
「ネコマ マウンテン」も最高↓